ドイツ無声映画祭開催のご案内
豊橋日独協会 創立25周年記念事業
ドイツ無声映画祭 メトロポリス
原作・脚本・・・テア・フォン・ハルボウ 監督・・・フリッツ・ラング
【日時】 平成28年11月20日(日)13:30~15:30
【会場】 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
【入場料】前売り・・・1,000円 当日・・・1,200円
解説
100年後の未来のデイストピアを描いたドイツ映画。「ジーク・フリード」のフリッツ・ラング監督による資本主義と共産主義の対立を描いたSF映画の金字塔・以降のSF作品に多大な影響を与えている。
1924年にアメリカを訪れたラングが、ニューヨーク港の船上からマンハッタンの摩天楼を望見してアイデアを得たという21世紀の未来都市の物語である。700万マルクともいわれる映画空前の巨費を投じ、2年がかりで完成された4時間を超える超大作で、撮影所のステージのなかに摩天楼や地下工場などを設計したオットー・フンテの表現主義的なセットの造形技術と、レンズのわきに鏡を備えつけてミニチュアを拡大し、実物とセットを合成したオイゲン・シュフタンの特殊撮影技術(<シュフタン・プロセス>と呼ばれた)が評判になった。