「マエストロと夢見る若者たちのコンサートVOL.10」が開催されました。
令和元年7月24日(水)から27日(土)までの4日間、東三河の音楽を志す中高校生216名が海外の音楽家から集中レッスンを受ける「第10回豊橋青少年オーケストラキャンプ」(同実行委員会主催、豊橋日独協会後援)が開催され、最終日の27日(土)に練習の成果を披露する「マエストロと夢見る若者たちのコンサートVol.10」が台風6号の影響が心配されるなか、ライフポートとよはしコンサートホールで無事開催されました。
コンサートの冒頭、ブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルト主席客演指揮者の浮ヶ谷孝夫さんに豊橋市の佐原市長より「豊橋親善大使」の委嘱がなされ、委嘱状を手渡された浮ヶ谷さんは「大変名誉のタイトルをいただき光栄。舞い上がるほど嬉しい。」と語られました。
講師の皆さんによる特別演奏のあと、E.エルガー「威風堂々」、C.ペツォールト「メヌエット ト長調」、P.ウォーロック「カプリオール組曲」、E.グリーグ「ピアノ協奏曲 イ短調 第1楽章」などが演奏されました。レッスンでは講師から技術だけでなく音楽への情熱も伝達され、本番のコンサートでは浮ヶ谷さんの熱のこもった指揮に合わせて中高生の皆さんが重厚なハーモニーを響かせ、会場を埋め尽くした観客からは惜しみない拍手が贈られました。
コンサート終了後は、講師・参加者・関係者全員による「交流会」が開催され、キャンプに参加した中高生たちは講師にサインをお願いしたり一緒に記念撮影を行うなど、和やかな雰囲気で思い思いの交流が行われました。
当協会はスタディ委員会のドイツ語講座のメンバーが練習パートを中心に講師の指導内容を子供たちに伝える通訳の役割を担ったほか、小野事務次長と久保田文化交流委員長が運営協力を行いました。