5/10「ドイツ関連講演会&シュタムティッシュ」を開催しました。
令和元年5月10日(金)18時30分より月例会会場のビアホール独逸にて、在日ドイツ連邦共和国大使館・首席公使のクラウス・フィーツェ氏(Dr. Klaus Vietze)を講師にお迎えし、「ドイツ関連講演会」を開催しました。当日は、神野会長をはじめ、会員、関係者約40名が参加しました。
フィーツェ氏は、かつて東海大学へ留学され、その後アメリカ・ハーバード大学研究員、ドイツ外務省を経て、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館領事、ドイツ外務省本省日本担当、在日ドイツ連邦共和国大使館広報部長を歴任されるなど長年にわたり日本とは関係が深く、西島副会長とも家族ぐるみのお付き合いをされていらっしゃる方です。
冒頭、神野会長から開会挨拶と講師の紹介がなされ、『日本とドイツの関係~ベルリンの壁崩壊時の体験を交えて~』をテーマに講演会がスタートしました。フィーツェ氏は旧東ベルリン生まれで、ベルリンの壁崩壊前の東ベルリンやライプツィヒの街並みや当時の生活状況、またベルリンの壁崩壊時の民衆の動き、崩壊後の社会情勢などについて、当時の写真をパワーポイントで示しながらご自身の体験や所感を交えて驚くほど流暢な日本語で詳細にご説明いただきました。参加者は当時の写真を興味深くご覧になりながら、熱心に耳を傾けておられました。
講演会終了後、フィーツェ氏ご夫妻を囲み、和気藹々とした雰囲気で月例会「シュタムティッシュ」がスタートしました。各テーブルでは、参加者同士で和やかに会話がはずみ、在日ドイツ連邦共和国大使館から差入れしていただいた美味しい地ビールとお店の料理を堪能されました。
3月の外務省・中根参与に続き、今年2回目のドイツ関連講演会となりましたが、多くの会員の皆さんにご参加いただきました。ドイツに関する知識を更に深めるべく、今後もこのような機会をつくってまいりたいと思います。